「不思議な部署で生きる」という道(雑記)
先日の記事は、引用元の方にも、閲覧者にも
大変申し訳ない出来となっており 大変反省しております。
自分に出来ない事は出来ないと認め
長文オタク君路線に戻ろうと思います。
他者との比較が良くないと言いながら
自分が一番他者との比較(ランキング、コメント)で
自分を見失っておりました。
日々、ちょっとでもマシなブログになるよう修正を続けており
「読みづらいです」「スベっています」という直球FBは参考にしています。
今後も忌憚なきご意見を頂ければと思っています。
引き続き RNを宜しくお願いいたします。
本記事はRNのメンタルに関する内容を扱っていますが
同情が欲しい意図は無く、元々リリース予定の内容でした。
何卒ご了承下さい。
...
0. 「不思議な部署で生きる」とは?
掲題の件、「不思議な部署で生きる」が今回の主テーマです。
今回はDQXブログというよりは、仕事とメンタルヘルスに関する雑記となります。
24年9月現在、RNは「不思議な部署」で働いています。
「不思議な部署」というのは、島流し先の左遷部署、といったDISではありません。
「新卒で配属されない、働き方/行き方がイメージし辛い部署」を意図します。
本記事を読む事で、皆様に以下をお伝え出来るかと考えています。
駄文ではありますが、同じ境遇の方には選択肢を提示出来るかと思います。
・新卒で入った部署で疲れ果ててしまった時の情景
・あまり会社から積極的に説明されない、休職の実態
・休職から、人間社会に戻るまでの過程
・復職し、「変な部署」で自分を取り戻すまでの過程
こんな事を書くと、私と接し辛くなるかもしれませんが
私は一度 心身を限界まで壊しており、そこから這い上がって社会復帰しています。
現状、不満に耐えながら働いている方に
この記事を通じて、何らかのメッセージを伝えられればと思います。
1. 新卒配属~変な部署の認知
※ 以降の話は、DQX用語でボカしながら話していきます。
私は、新卒で研修を受けた後
下図の赤枠部、「技術」の新入として配属されました。
「技術」とは、「営業」が遠征先で使う武器/防具を製造したり
製造するための鍛冶道具を設定する部署になります。
※ 便宜上、真王国のキャラを使って説明しています。
本文中の設定は、実際のキャラ設定とは異なります。
新卒が毎年配属される部署というのは大体決まっており
私もその流れで、人が多い部署に配属されました。
王国によって異なるとは思いますが
「技術」「営業」「総務」など、一度は耳にした事のある部署に
大体は行く事になります。
そんな中、業務を進めていく上で「賢者ルシェンダ」の存在を知ります。
何を普段しているのかは分かりませんでしたが
彼女は事ある毎に、承認レポートの承認者として登場してきます。
「こんな武器で、国を守れるのか?」
「この鍛冶道具を使う職人は、安全に鍛冶が出来るのか?」
日頃の技術業務に忙殺されているRNにとって
気にし過ぎでは?とも取れる質問を連発して、承認をしてくれない
「賢者ルシェンダ」の存在は「?」でした。
なんかよく分からないけど、ルシェンダって人がいるなー
この時点では、そういう認識でした。
2. 新卒として壊れるまで(妖炎魔女 製造時代)
賢者ルシェンダを尻目に
RNが新卒の頃、真グランゼドーラ王国の技術部が
注力していたビジネスは一体何か?
それは、「妖炎魔女のドレス」の「攻撃魔力:理論値」錬金を
世の中に供給する、というビジネスでした。
RNが新卒の頃の、ローブ職用防具のラインナップは以下でした。
既に、「ロードリー」「ふしぎなボレロ」がリリースされており
世の中がそちらに移行し始めている中、王国は「妖炎魔女」に固執していました。
何故、「妖炎魔女」なのか?
王国の主張は、「炎・闇の呪文ダメージ用としてはまだ最強だから」でした。
妖炎の「炎・闇:+5%」という補正は確かに強く
メラゾーマを愛好する魔法使いからは、未だに愛用されているカテゴリでした。
ただし、ボレロの「全属性:+3%、ベース攻撃魔力上昇、MP供給」と比較すると
確かに炎闇火力は優れていますが、使い勝手には劣っており
「正直ボレロでよくね?」となって、ボレロに移行しているのが世間の実情でした。
しかし、そんな世間の実情には目を向けず、王国の技術は
「妖炎魔女の火力は最強なんだ」という一点につきすすみ続けます。
ふしぎのボレロを超える、最強火力を謳うのであれば
中途半端な錬金では許されません。攻撃魔力理論値が必要です。
しかし、攻撃魔力理論値というのは、製造がとても大変です。
錬金道具の質/精度も最高レベルの物が要求される上に
歩留まりがとても悪いのです。殆どは、ボレロ以下の物しか出来ませんでした。
理論値錬金というのは、現代の技術をもってしても中々出来る物ではありません。
準々理論値や、成功品でもある程度 元が取れるように設計する必要があります。
しかし、このビジネスは本当に理論値、妥協して準理論値じゃないと
市場価値が獲得できないように設計されており、現場は困難を極めました。
「自分の作っているものが、最先端ではない」
「自分の作っているものは、作れない」
「作れないから、何も評価されない」
という3重苦により、現場の雰囲気は険悪になり
上司からの風当たりも強くなります。
進んでねえのは、現場どうこうじゃなくて
根本が狂ってるからだろ、という逆賊発言も出そうになりましたが
この頃は、先行きも見えないし、帰れないしで疲弊していたので
何も言い返す気力がありませんでした。
当時の自分は、気づいていませんでしたが
心身には、少しずつダメージが蓄積していく形となりました。
3. メンタルブレイク~休職
その時は、急に来ました。
ある日突然、王国に行かなければならない時間になったのに
立ち上がる事ができなかったのです。
頭では、王国にいって妖炎魔女を作らないといけない、と分かっているのに
目から涙が止まらなくなり、王国に向かって歩くことも出来なくなりました。
数年以上、自分を抑えつけながら
納得できない業務に従事し続けた結果、とうとうMPが0になってしまったのです。
MPがあるうちは、自分のHPの面倒は自分で見れていたのですが
完全に0になってしまうと、自分1人で自分を大事にする事は出来なくなります。
半ザオトーン状態であり、寝ても寝てもHPもMPも戻らない日々が続きました。
寝て、ドラクエ10してたら 仕事しなくていいしハッピーじゃん
と思うじゃないですか?全然ハッピーじゃないんです。
ず~っと頭がボーっとしており、日中全然起きれず、連絡も返せないんです。
有給が底をついても、王国に行く事が出来なかった私は
事実上「休職」となり、長期の治療期間を過ごすことになります。
4. 復職~まさかの復職先
数か月 宿のベッドでくだばっていた私ですが
組織に身を置いている以上、いつまでもこのような生活が続かないのは
重々承知していました。とうとう、王国の総務から連絡が入ります。
とうとう来たか...この時が.. とコントローラーを置き
ギリギリ回復したMPを消費しながら、王国に面談に向かいました。
王国で、自分の最も偉い上司と面談し、意向を伝えました。
技術として、王国に貢献する事を夢見て
キャリアをスタートしたRNでしたが、技術として再出発しても
また壊れてしまうであろう事は自明でした。
よって、捨て身のクビ覚悟で「もう今の仕事はしたくないです」と宣言しました。
技術になるために、技術学校に通ってきた
技術しかない人生で、技術はもう嫌です宣言....
これでもうこの王国とは終わりだろうな、と薄々諦めていましたが
自分の予想とは裏腹に、王国は自分の次の行先を探してくれました。
5. まさかの復職先
自分に提示されたのは、まさかの
冒頭で触れた、「賢者ルシェンダ」の直下で働く事でした。
新卒で普通行くことのない、極めて特殊なキャリアになりました。
「不思議な部署」と思っていた場所です。
賢者ルシェンダは、何かするたびに承認を求めてくる
難しい人物としか思っていませんでしたが
彼女の本質は「国防司令部」であり、国民全員を守る業務に従事していました。
「国防司令部」では、技術の深部に触れる機会は一切無くなりました。
国のコア技術からは遠ざかってしまいましたが
なにより、まずホワイトでした。必ず、18:00には帰れる環境になっています。
これは、する事がなくて 帰っているというよりは
長時間王国に尽くして、国民が壊れてしまっては元も子も無い、という
「国民を守る」観点の、国策の1つでしかありませんでした。
また、賢者ルシェンダがたびたび承認を止めていた理由も分かりました。
これも、国民保護の観点でした。
いくら、理論値になる確率が上がるランプを作り実装したとしても
そのランプが、失敗した時の爆風で錬金者に大ダメージを与えてしまうと
本末転倒ですよね?国民を傷つけてまで、何かを成し遂げるのはNGなのです。
元々、技術にいた時から
「これって大丈夫なのか?」と思いながら綱渡りで危機を回避し続けてきた
自分にとって、このような考え方は衝撃的でした。
今は、賢者ルシェンダの考えに納得したので
後を継げるように、日々国防について学んでいる日々となります。
技術という、今までの自分の道を捨てる、という
大きな決断に、リスクを取って舵を切った結果
自分が納得できる道にたどり着いた、という形です。
そこは、新卒の時の自分が「不思議な部署」だと思っていた場所でした。
6. 後遺症について
現在は、ルシェンダの下でいそいそと働いているので
心身共に平和な日々が続いていますが
技術時代に壊れてしまった物は完全に戻りませんでした。
具体的に言うと、最大HPが著しく減りました。
昔は、21~22時まで残業しても、帰って1~2時までゲームしていたのですが
今は、とにかく残業&夜更かし方面に非常に弱くなりました。
(ただ単に加齢のせいかもしれせんが...)
壊れて休んでしまった場合、休んでいた期間と同じぐらいの期間が
戻るのに必要、と精神科から説明を受けましたが、はてさてその通りだなと思いました。
また、妖炎を信じた仲間達を技術に置いていった形となりますが
先日、とうとう完全上位互換の「陰陽博士」がリリースされ
関係者全員の目から光が失われました。
これをDISる権利は最早私には無く、触ることは出来ません。
妖炎魔女プロジェクトは、誰も幸せにならないままデスマーチを続けることになります。
とは言え、どうするんでしょうね。
妖炎魔女の理論値より、陰陽博士の成功品をユーザーが選ぶこの環境で...
7. まとめ
超長文で、直接DQXの話でもなく申し訳ございませんでした。
ただ、この記事を通じてお伝えしたかったのは
・新卒の部署に拘ることはないよ
・理解し難い事が起きたら、早めに逃げた方がいいよ
・どうしてもピンチになったら、休んだ方がいいよ
・休んでも、王国次第だけど意外と行先はあるよ
・違う所で働くと、今まで理解出来なかった部分が見えてきて楽しいよ
・一度心が壊れると、完全には戻らないよ
ということになります。
自分も、実際に当事者になるまでは
精神科の存在意義や、時間をかけて休めば治る?精神病の在り方が
よく分かっていませんでしたが、なってからよく分かりました。
心の崩壊は、一度経験すると良き理解者になれるのですが
なってしまうと、取り戻せない物も生じてしまうため
ならなくて済むならならない方が良いし、他人をそうさせない言動も重要です。
自分を一番大事にして生きる、という選択の上で
一般的な部署ではなく、不思議な部署で働くというのは
1つの選択肢ではないかな、と思います。 敬具
人材育成のYouTubeを見てても思ったのですが、能力を発揮出来るかは部署よりも、上司との相性が大きいみたいです
返信削除RNさんの場合はルシェンダさんの存在が大きかったのではないでしょうか
変な意味ではなくて、中小企業ですとそもそも休職や部署異動という概念がありません
そういった意味では、学生時代に勉強を頑張ってそれなりの企業に入る、というのは何だかんだで有効ですね。一般論として
こんにちは。コメントありがとうございます。
削除まあ正直、直接のレポートラインが健全かどうかに全てかかってますよね。
今はルシェンダさんとの相性が良いから、というのは事実です。
昔の上司とは、良くありませんでした。。
休職、異動の概念のありなしは、企業規模によって事情が異なるというのはあると思います。(本文にいきなり書けませんでしたが)ある程度の規模があると、そこへのコンプライアンスがしっかりしているので、保護されるというのは大きいですね。心を崩した状態で就活市場に放り出されると、中々ツライですからね。
そういう意味で、大きい所に行きなさい、という大人のアドバイスには意義があったことと、今は思います。
blogですが、それこそビジネス文書方式スタイルは如何でしょうか?
削除① 大まかな内容ではなく、結論を先に書く(今回のまとめの部分を先に書く)
②具体例を書く
③考察
④もう一度結論を述べる
業界によって違うかもしれませんが、結論を先に書く、結論を二度言うと相手に伝わりやすいケースが多い気がします、特に長文の場合は
小見出しが複数あって、読みたい所にジャンプ出来ると更に読みやすいかもしれません
ご提案ありがとうございます。結論だけ読みます、という方もいますもんね。会社の報告書が、おおまかにいうと記載頂いた①~④の流れだったのを思い出しました。
削除こうだからね!→(読みたい人は過程を読む)→こうだからね!!
というのは、やってみようと思います。
小見出しや、文章の格納/展開みたいな事は本当はしたいのですが、HTMLをWord程使いこなせておらず。。少しHTMLを勉強してみます。
‥‥と言いますか、想像ですが、長文を読む行為はデルメゼと同じ様に、練度がいると思うのですよね。(ソロ勢なのでデルメゼはやりませんが苦笑)
削除練度がないと、読んでいる最中に迷子になるのではないのでしょうか。結論=ゴールなので、迷子にならない様にする、みたいな
私なんぞは仕事柄長文に慣れていて、キチンと全部読まなくても、要点だけ拾って全体の内容が把握出来たりしますが、それも訓練ですから
ご返信は不要です
本当にお疲れ様でした
返信削除タイミングが遅くとも、リトさんがルシェンダさんの部署に移れた事を嬉しく思います
大変と思いますが、出来る範囲内で目一杯ご自愛ください
お話は変わりますが、今までお名前を「Little Nurse」さんと思っていたのですが
違う単語だったんですね(^_^;A
コメントありがとうございます。
削除ご心配頂きありがとうございます。ネットの海のひとつまみの私ではありますが、お気遣い恐れ入ります。死なない程度に頑張っていこうと思います。
名前なんですが、一般的な英単語では「L」スタートですね。
ただ、Little Nurse は、各種命名時に被りで取得できなかったので、苦し紛れに「R」にしました。こんな事書くと、もう「R」も今後無くなりそうですが..(自意識過剰すぎる話かもしれません
ブログ長過ぎて2行目から読むの断念したけど、またランキングが発表されたから貼っておく!
返信削除神!対応ブロガーランキング
SSS リトルナース ぽりーちゃん
SS りりりんご
S フレなんかいらない
A ブルード
B
Cありんこ
D
Eエスト
F下町豆腐屋・ねるこ
Gくむ
Hエルおじ・ホイミソ・ラグナ
I てぃも
ランク基準
→コメント欄の設定
→コメント欄への返信対応
なお、コメント欄を儲けてないブログは対象外!コメントするまでにいくつもの過程を踏まえるのも対象外!
コメントしても放置のブログは最下位ランクとし、自分の都合のいいコメントしか拾わない層は低ランクとしました。
コメントありがとうございます。
削除ブログ(長文部)を読むかどうかは、今後は読み手に委ねます。。
貼付頂いたランキングに言及する事は、他の掲載者の方に波及する事に繋がりかねないため、ノーコメントとさせて下さい。
なげーからまとめだけ読んだ
返信削除感想。DQ10に関係ないこと語る奴なんなん?
こんにちは。ご意見ありがとうございます。
削除私が書ける文章を書く、という形にしたので
お好きな所だけお読み頂き、今後も感じたことを教えていただければと思います。
DQXの話題だけで毎日1本記事が書ければいいんですが
中々、そうもいかない(そんなに毎日ネタが噴水みたいに湧かない)という事情もあり、エッセイ/雑記的な事も私は書くことがあります。興味が無い記事は、お読み飛ばし下さい。。
引用元から返信きてますよ
返信削除こんにちは。コメントありがとうございます。
削除ずいぶん、先方には気を使わせてしまいました。。
対応しておきます。共有ありがとうございました。
こんにちは。ドラクエブログを漁っていたら、不意にめちゃくちゃ共感できる記事が有りましたので自分語り失礼します。
返信削除新卒で順調に自分の専門分野で一線の企業に就職し、技術部門に配属されました。
しかしそこで待っていたのは、前時代的な作法、指示系統ナニソレなめちゃくちゃな作業配分、上司の機嫌を伺うのがメイン負担な毎日にすり減る毎日でした。
ついに限界が来て、もうどうなってもいい…とお偉いさんに、洗いざらいブチまけると、謎の部署に異動することになったのです。
最初はこれが噂の左遷部署か…と全てを諦めかけたのですが、どうもそうでは無いらしい事を知り、やりがいも見つけ、それから生活にも余裕が出てきました。
本文を読んで、勝手に仲間感情が芽生えてしまい、自分語りをしてしまいました。リトルナースさんもご自愛ください。
雑文失礼いたしました。
こんにちは。コメントありがとうございます。
削除かなり、同じ境遇を歩まれていますね。
どこも、大体実情は同じなんですね。規模が大きい所は、対外的な説明のために、外に見える部分はガチガチに固めていますよね。外に見えない部分がその限りではないという意味で、貴方がすり減った理由には共感できます。
人数が多くなるほど、マネジメント側が道筋は固めてくれないと、誰についていけばいいのか分からないんですよね。(ウチも、ゴマを良い音ですれる人は軌道に乗りやすいです。)
良い部署に行けて良かったですね。問題を起こした訳でもなく、技術としてのキャリアを積んだ上で、方針転換を訴える若手に、意義がある部署を案内できる時点で、良い所に勤められていると思います。
「すり減ってるな...」と思いながら働いてる時点で、そこは向いてない(技能というより、環境的な意味で)と思うので、お互い事態は好転したことと思います。
そちらもご自愛下さい。
回復されて良かったです、本当にお疲れ様でした。
返信削除内容もドラクエに例えられたことでわかりやすかったです。
リトルナースさんのブログ楽しみにしてますので、これからも無理せず頑張ってください!
こんにちは。コメントありがとうございます。
削除ご心配頂きありがとうございました。
DQXブログなのと、DQXを噛ませないとガチで重くなってしまうので、まあキャラ達にはちょっと申し訳無かったですが 表現方法として良かったかな。。と思います。。
ブログをお読み頂きありがとうございます。
引き続き、ご興味のある記事は是非お読み頂ければと思います。